タクシー日記
米国コロラド州の魅力と交通事情③
米国コロラド州の魅力と交通事情③
コロラド州からユタ州またはニューメキシコ州を通過するとアリゾナ州。州都のフェニックスでは数年前より自動運転タクシーの準備が行われ、2023年よりWaymoがUberのプラットフーム、2025年4月からはトヨタの車両も導入(現在はボルボ車両)で自動運転を普及させています。フェニックスは気候が安定し、交通環境予測が比較的容易な町ですので真っ先に実証実験の町として選ばれたわけですが、サンフランシスコのような交通量の多い町でも2023年後半からフル無人走行、商用運行を開始しています。
そして2026年にテスト走行を開始したいという場所、それがコロラド州です。冬になれば降雪地帯となるコロラド州での運用成功こそが、全州での普及のカギです。さて、コロラド州内移動のために、エンタープライズという名のレンタカー屋で借りた車両はシボレーのクロスオーバーSUV「エクイノックス」でした。機嫌良く慣らし運転をして右側通行に慣れた4日目朝に問題発生、エンジンがかかりません・・・レッカー車を呼び車両を引き上げてもらい再び、レンタカー屋へ。その次借りた車両はシボレーのサバーバン。いや~大きい!タンク(戦車)みたいな容姿です。FBIが乗る車みたいな重厚さです。日本車であればトヨタのランクルが近いです。そのような大型車でも、その大きさに比例する道の広さなので移動は至って快適です。運転に集中してまともに見ることは出来ませんでしたが、SUBARUやトヨタのシエナ(日本ではシエンタ)や日産リーフなどの日本車も結構見かけました。
米国内で購入したスマホを車載ナビに連携し、日本でいつも私が使っているグーグルマップでの移動でしたので迷い無くどこにでも行くことができました。日本への外来客もグーグルマップに如何に助けられていることでしょう。タクシーのアプリ、呼ぶ側受ける側、見ている地図もこれですもんね。タンク車のハンドルを初めて握って「コロラドスプリングス神々の庭訪問者センター」と行き先を設定し、フリーウェイで南下。いや~皆さん、飛ばす飛ばす。ほぼ定速時速65マイル(105km)の私の横をビュンビュン抜けていきます。自然とともに生きるコロラドスプリングスの人たちの表情はとても穏やかでした。朝のエンストにより到着したかった時間から5~6時間も遅れましたが、ハイキングや地元のレストランでの夕食など思い出深い1日でした。
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