ドライバーの1日
ある現役ドライバーの1日の流れ
※ 隔日勤務の場合
ふつうの会社と同じように、朝8時仕事スタートの人は30分ぐらい前
に出社します。制服に着替えて、今日一日乗務する車両の点検をします。
8時の朝礼まで仲間と情報交換したり、ラジオ体操をして過ごします。
運行管理者から本日の連絡や注意事項などが共有され、アルコール検査
や健康チェックなどを行い、運行管理者のOKが出ればお仕事開始です。
駅周辺や繁華街を流します。お客様が降りた場所周辺で、次に手を挙げるお客様を探すのは基本ですが、人それぞれ営業の方法が異なります。
最近は配車アプリを利用してタクシーを呼ぶ方が増えています。
営業所に帰って出前を取ります。駐車場のあるレストランで食事をしたり、コンビニでおにぎりを買って公園で食べたり、これも人それぞれです。 昼日勤や夜日勤の場合は1~2時間程度、隔日勤務の場合は3時間程度取得することが一般的です。休憩時間の使い方はタクシードライバーによってさまざまです。お昼ごはんを食べたり、仮眠をしたり、トイレ休憩にあてたりします。上手に休憩をとり、万全の体調で業務に戻ります。
オフィス街や百貨店のタクシーのりばを中心に流します。
色々な話をお客様とできるので楽しいです(お話し好きな大阪の人々、
残念ながらコロナ禍で会話は控えています)
病院やお得意先、住宅街でも身近な地域の足として活躍します。
営業所に帰って出前を取ったり、駐車場があるレストランやスーパー
などで食事します。サッカーに例えると後半戦に備えます。
最終電車以降は、ミナミ・キタの繁華街をゆっくり流すか、タクシーのりばに並びます。自分の経験を頼りに、お客様を探します。
USJや飲食店などの遠距離の無線営業もあります。高速道路を使って遠方に
行きますが、帰りのETC料金は多くの区間で会社負担としています。
深夜営業でも安心の車内防犯カメラも設置してあります。
最後のお客様を乗せた後、会社へ帰ります。燃料のガスも充填します。
会社では、運行管理者へ営業報告します。仲間とワイワイガヤガヤ武勇伝や失敗談を話しながら売上を納金して、車を洗います。会社にはお風呂や仮眠室もあるので、時々利用します。