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日米、米ウ首脳会談に思うこと

日米、米ウ首脳会談に思うこと

  • 2025/03/04
  • 社長ブログ

平素はタクシーのご利用誠に有難うございます。


日米会談では石破首相が「敬愛する大統領閣下
は神に選ばれた」(暗殺を免れた事故を受けて)
という言葉、トランプ氏を非常に喜ばせました。
(もちろん1兆ドルもの投資約束もですが)

トランプ氏の「私は彼(ISHIBA)ほどハンサム
でないので写真写りが悪い」という冗談に対し
て石破首相が無言だったのが残念でした。

英語で冗談を言い返す絶好の場面でした。
「その冗談はあまり笑えない。あなたのような
見るからにタフガイの容貌が欲しかった私に
とっては」などと返せば笑いがとれたでしょう。
That joke is not so funny...I wanted tough guy
appearance just like you
これぐらいなら高校生でも言えると思います。
なんならjust like youの後に「セニョール・
プレジデンテ」と付け加えたら尚良しです。
トランプ大統領だけじゃなく会場の皆が
「ん?なぜスペイン語?
ミスタープレジデントじゃなくて」と思い、
すぐに最大移民のヒスパニック系に辛辣な
大統領への当てつけ、皮肉と取るでしょう。

もう一つ残念なことは、会談の終わり方です。
終盤に米国の記者が石破首相に「日本に関税を
かけたらどうしますか?」と聞かれて
「仮定の質問にはお答えできません・・・と
いう答えが日本国会での定番でございます」
と答えました。結果、終盤ということもあり、
トランプ氏は「いい答えだ」といって会場を
去ってしまいました。
「日米では関税を掛け合うことなど起こらない、
お互い強い信頼関係があるから!」と言って
トランプ氏に握手を求めて、その流れで会談を
終えれば理想でしたね。理想というのはあくま
で見た目です。内容的には朝貢外交です。


次に交渉決裂となった米国とウクライナの会談
ですが、改めてゼレンスキー氏の英語力は高い
と思いました。黒一色が非常事態を表わす意味
であることを分かりきっている米国記者からの
非難めいた質問の返しは完璧でした。

ゼレンスキー氏が、米国の外交について
「何もしてこなかったじゃないですか」と言い
始めたところから雲行きが怪しくなりました。
話し上手なトランプ&ヴァンス両氏にの口撃に
一歩も引くことなきゼレンスキー氏の振るまい
は実に立派でした。

長くなるのでここらで終わりにしますが、もう
一つ。NATO加盟国がどんどん増えていたとき、
東ドイツ出身でロシア語を話すロシア通の、
独メルケルさんが「ウクライナをNATOに加盟
させたら第3次世界大戦になる、加盟させる動き
を見せるだけでも絶対戦争になる」と米国に強
く警告していました。何回も警告していました。

一切聞き入れなかったブッシュさん(息子)や
「ウクライナの核を放棄させたので地政学上
安定している(クリントンさん)」等々たかを
くくり続けていたのが米国です。
米国は何度もこの度の戦争を起こさせない布石
が打てたのです。逆に「戦争を起こさせよう」
とさえ思っていた節があります。

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