タクシー日記
タクシー無線、存在の意味が問われている
タクシー無線、存在の意味が問われている
日頃はタクシーをご利用いただき誠に有難うございます。
さて、皆さん日頃お使いのスマートフォンの通信速度に
ついて気にされることはございますか?
映画や音楽が一瞬でダウンロードされるかと思います。
これは5Gの回線速度と通信容量のおかげですね。
5GのGとはGeberation(世代)の頭文字ですが、私の
は携帯電話デビューはガラケー、2G時代です。
タクシー無線は3G回線を中心に使用しており、3Gで
通信量的には十分足りています。都市部ではアプリに
よる自動配車が増えておりますが、地方では自営無線で
配車しているタクシー会社がほとんどです。
人口5~10万人規模の市や町ではアプリでタクシ-を
呼んでもすぐに来てくれません。先日弊社社長がブログ
投稿いたしましたように地方ではアプリありきの日本版
ライドシェアも普及していないようです。
携帯電話や固定電話から無線局オペレーターの端末に
その番号が表示されれば「○○さん、いつもの病院で
よろしいですか」の人間的やりとりで配車が成立します。
お客様とタクシー会社の距離が近いうえに、何度も
電話を受けると「声を聞くだけ」で相手が分かります。
「タクシーを急いでお願い」と慌てた声であったり、
地元の人なら読み間違えない地名、偽名らしき声色、
配車後のGPS軌跡から特殊詐欺の事件を防止した事例は
すべて3Gタクシー無線だからこそです。私の親もスマホ
を持っていますが、配車アプリは使えません。
仮に月に2~3回アプリを使うとしても、そのたびに何らか
の操作ミスが発生することでしょう。アレコレ悩むなら
「電話一本で済ましたい!」という人々は今後も絶対に
いなくなることはないです。
弊社はこれまで3G無線で営業してまいりましたが、
無線通信会社との契約は来年3月で終了します。
この先の無線営業については現在重要議題として検討
しておりますが、最も大切なことは利用者の皆様の
選択です。最先端の5G及びその先にある情報通信基盤
により、最先端の技術でありながら、昔の人間らしい
温かなやりとりでタクシー配車が出来る日が待ち遠しい
今日この頃です。
万博では日替わりぐらいの勢いで多種の催しをされて
いるようです。5月26日から6月3日は「次世代情報通信
がもたらす未来社会やその技術を体感する」催事が
あったようです。
今日現在、私は万博1回夕方からタクシーのりば視察を
兼ねて行っただけですが、次回はブログ記事が書ける
ぐらいに万博体験記がかけるぐらいに時間をかけて
行ってみたいとも思う今日この頃です。
お読みいただきありがとうございました!
あなたにおすすめのブログ
- タクシー無線、存在の意味が問われている
- 2025/06/05
- スタッフブログ
- 日本版ライドシェアタクシーの考察
- 2025/05/30
- 社長ブログ
- 大型ワゴン車両稼働開始!
- 2025/05/02
- スタッフブログ