タクシー日記
2024年タクシー規制緩和
2024年タクシー規制緩和
平素はタクシーのご利用誠に有難うございます。
日本の最大課題である少子化、先進国が必ず通る
道ですがフランスなど出生率が2.0に持ち直して
いるようです。日本の出生率は1.3ぐらいですが、
2.0を目標にしないと国家の衰退は免れません。
岸田首相が異次元の少子化対策と言っているその
中身はどうなっているのでしょうか。子どもが
多ければ多いほど大きく減税する、住宅など支援
する、不妊治療の保険適用43歳までを年齢制限
なしにするとかすぐにできそうなことはたくさん
あるのに、それらが功を奏しても実るのは30年後
のことなのに、現政権から、これら対策が見えて
こないですね。
異次元というほどでもないですが、父系社会の
象徴である戸籍制度を撤廃して、非嫡出子の法的
な不利益や差別の一切をなくすぐらいのこと、
そのような土壌を作らなければなりません。
また、移民の受け入れを進めることです!
労働力としてではなく、文字通り日本に住んで
結婚して子どもを産んでもらうことこそ必要対策
です。オーバーツーリズムの移動の心配よりも
日本の国家の行く末を心配をしてほしいです。
タクシーの最近の話題について、タクシー業に
対する行政の規制がどう変わっていくのか、
来年実現しそうなタクシーの規制緩和について
見ていきます。
まず二種免許試験が20種類の言語で受験可能に
なります。東京・大阪などで実施されている
(実戦では何の役にも立たない)地理試験は廃止
されるようです。外国人に運転者業への門戸を開
くには、その2つに加えて在留資格等も緩和する
べきです。交通産業において外国人に活躍して
もらうための規制緩和は大賛成です。
次にタクシーの営業区域(交通圏)が拡張される
と思います。例えば現行では、大阪市から松原市
までお送りして空車となったときに松原市から
藤井寺市までの輸送申し込みは、乗降地がいずれ
も区域外という理由で輸送をお断りすることに
なります。面積の小さい大阪府下で7つも交通圏
があるのです。
そして我々業界者がタクシーの規制緩和と聞いて
まず思いつくのは次の2つです。
・タクシー車両を自由に増やすことができる
・タクシー会社を自由に作ることができる
もちろん国土交通省の審査は現行と同じでよく、
審査基準を下げる必要はありません。
タクシーが足りないから自家用車でもタクシー
営業してよいのでは?という昨今の気運は一足
飛びであり、まずはこれら2つの車両数に係わる
の規制緩和や先述した2種免許の緩和などを議論
することが順番です。白タクは違法です。それを
条件つきで認めようか、なんて異次元の対策は
「少子化対策」においてこそ徹底的に議論、実行
されていくことを早急に望んで止みません。