タクシー日記
優良無線従事者表彰
優良無線従事者表彰
平素はタクシーのご利用、誠にありがとうございます。
近畿自動車無線協会の総会において、タクシー無線に
従事する方々15名への表彰がありました。
表彰の例として「令和5年2月2日、配車依頼の電話
に不信感を抱いた配車オペレーターと配車担当者が
連携し、機転を利かせた電話対応と警察署への迅速な
通報により特殊詐欺容疑者の検挙に貢献した」などと
なっています。
コロナ禍でスマートフォンによるアプリ配車が拡大して
おります。当社でもGOに加えて第二のアプリとして、
配車アプリDiDiの導入を進めているところです。
タクシー無線の今後はアプリ配車にとって代わるので
しょうか。私はそうは思いません、それぞれの良さが
ありますから。アプリは「お客様と空車車両をコンピ
ューターがマッチングする機械的なものです。
タクシー無線は電話をかければ「人」が丁寧に、意を
汲みながら、会話して、人間味のあるサービスがそこ
にはあります。さらに、タクシーは街を巡回するので
「街の安全・防犯見守り隊」という存在があります。
ドライブレコーダーの映像を提供するなど警察と連携
することもあります。防災についても、例えば緊急避難
となったときに活躍するのはタクシーです。
そして、当社がタクシー無線を続ける理由もう一つは、
デジタルに弱い方々、高齢者等でスマホが使いづらい
方にとって無線配車は大事な手段であると思うからです。