タクシー日記

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運行管理者は安全管理の最後の砦

運行管理者は安全管理の最後の砦

  • 2026/08/20
  • 社長ブログ

酷暑お見舞い申し上げます、残暑はまだつづきます

が暑さピークは過ぎ去り、秋の気配さえ感じます。

本年5月の常磐道21人死傷バス事故はタクシー業界
にも衝撃を与えました。運行者が個人また、白バス
の疑いも強く、保険適用も難しいかと思われます。
本年3月には沖縄県名護市の辺野古で抗議船が転覆
しており、バス事故同様高校生が亡くなっています。

本ブログの主旨はこの2つの事故を教訓に、運行者
や学校、公的機関の管理者の安全管理を再認識する
ことにあります。とくに、辺野古転覆事故について
は産経新聞のみが後追い取材を続けています。
なぜ、他のマスコミが報道に腰が引けているのか?
今回はそれについては言及しません・・・

8月18日の産経新聞では7月31日に公表された、
特別調査委員会(第三者委員会)の報告書をもとに
生徒たちの生々しい証言を記事にしています。
出航直前・・・
「こんな小さな船(全長6~7m)で大丈夫か・・」
出航直後・・・
「めっちゃ海きれい」「風、気持ちいい」等、歓声
10分後、港から2km先の小島の前で船停止・・・
基地建設によりサンゴ礁が減っている等、船長講話
その後、浅瀬から水深深い湾内に移動・・・
海上保安庁から波浪注意喚起があったが、船長は
生徒たちにハンドルを委ねて運転体験させる
船長「帰りは外洋を回ろう」と言いぐんぐん加速
生徒たち「これ、やばいんちゃう?」「沈没する」

そして突然発生した2度の大波により2隻の船の
全員が海に投げ出された。必死に海面に顔を出そう
とする生徒たちに何度も大波が押し寄せる。
何度も何度も海中に飲み込まれ、大きな洗濯機で
グルグル回されている感じだったなどと生徒たちは
個々に表現しています。海上保安庁が救助したのは
事故発生から14分~28分後。しかし、武石さんは
救命胴衣が船体に引っかかって海中に取り残され、
潜水士たちに救助されたのは事故の1時間後だった。

同志社国際学校の安全配慮義務違反は明らかです。
・事前調査義務違反
教員が下見を行わなかったので、安全確認できない
・安全性を確保した計画策定とその実施義務違反
安全確保のマニュアルなし(教員の乗船の必要性、
出航判断責任者、救命胴衣の着用手順などを決定
するための計画なし)
・事前の説明義務違反
生徒や保護者に対し、乗船する船が「抗議船」で
あること、航路やその安全性の説明をしていない

旅行代理店は関与せず、学校が独自に企画。
教育的価値を優先してリスクを軽視したため起きた
ものですが、運航側も「共同不法行為」や「債務
不履行責任の連帯債務」が成立するかもしれません。
抗議船を運航するヘリ基地反対協議会は2014年以降
毎年のように事故や法令違反があったとも報道され
ています。転覆事故の直後、118番通報したのは
複数の生徒たちであり、運航側や教師からの通報は
なかったという事実確認も取れています。

タクシー会社では「管理者による点呼は安全の最後
の砦」と捉えています。管理者は危険な状況を自ら
想定し、積極的に伝達し行動しなければなりません。

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