タクシー日記

白タクと都市型ハイヤー
白タクと都市型ハイヤー
いつもタクシーのご利用誠に有難うございます。
無許可でタクシー営業を行う「白ナンバー」の
違法白タク、都市型ハイヤーという緑ナンバー事業
許可は持っているが「名義貸し」「二種免許なし」
また空港到着ロビーで「客引き行為」など白タク
同様の違法行為を行う事業者が増加しています。
白タクは都市部の空港や観光地のみならず、地方
(長崎県など)でも急速に広がっています。
白タクは単なる無許可営業というだけではなく、
乗客の安全を脅かし、正規のタクシー事業者との
公平な競争を阻害する深刻な問題です。
安全基準の担保がなく、事故時の補償も不十分、
運転者の身元も不明で犯罪の温床になります。
警察や国交省が最近、作成した動画があります。
物流・自動車:白タク・違法ハイヤーの撲滅に向けた取組 - 国土交通省
業界的な話題です(話題ではなく、問題ですが)
タクシー事業者がタクシー事業に付帯してハイヤー
という許可「その他ハイヤー」を受けるには、
厳正な審査過程があります。
一方、同じく国交省の許可を受けた後に、一定の
条件のもと営む事業を「都市型ハイヤー」と
いいます。同じハイヤーのように見えますね。
いずれも緑ナンバーであること、外見で区別する
ことはできません。訪日外国人にとって必要な
3要素(移動、宿泊、食事)のうち、大阪は「食」
は需要に対応できているようです。移動や宿泊は
「不足」という判断で民泊などが急増した大阪です
が、移動の面では「都市型ハイヤー」を増やすこと
で対応しようという意図が伺えます。
直近の大阪での都市型ハイヤー車両数等の調査では、
令和5年度 539両 令和6年度 1065両
そして令和7年度(~令和8年3月)では
1709両と倍々に増えています。
問題は何か!?
都市型ハイヤ-もその他ハイヤーと同等の厳正な
審査を受けますが、書面審査の要素がかなり強い
ことです。監査官は現場に行ってこれから開始しよう
とする事業の適正を確認しているのでしょうか?
マンションの一室を事務所として、それで適切な点呼
や運行管理ができるとは私には思えません。
また、虚偽の申請であっても通ってしまう可能性
が高いです。また、新規事業免許取得後の事業場訪問
監査を行う行政の人的資源不足もあります。
さらに、監査に入る直前に廃業届けを出し、後日
別名義で都市型ハイヤー事業を申請するとう実態も
あります。
当社はおかげさまでたくさん人が集まる会社ですが、
単独で車両を増やせない地域であるため、応募者を
お断りすることさえあります。全員に自分の車両
を持って愛車(愛社)精神を高めたいので、常に
在籍人数と車両のバランスを考えているからです。
しかし!都市型ハイヤーは車両数の上限制限がなく
先に述べましたように大阪だけでなく全国的に増加
しているのです。
白タクの摘発も十分に実施しているとは言えない
なかですが、都市型ハイヤーの街頭監査も同時進行
せねばなりません。昨年10月には、東山エリア、
関西国際空港、近鉄奈良駅前、白浜、高野山など
場所に幅を持たせて監査に当たっておられる当局の
皆さまのご努力には敬意を表します。しかし、
SNSで注文が完了してしまうものと、現場での
一両ずつの聞き取り調査では多勢に無勢の感が否め
ませんが、決してあきらめてはならない問題です。
あなたにおすすめのブログ

- おすすめタクシー映画とドラマ&実話!
- 2026/05/28
- スタッフブログ

- 白タクと都市型ハイヤー
- 2026/05/25
- 社長ブログ

- 観光タクシーのアレコレ書いてみる
- 2026/05/07
- 社長ブログ



アーカイブ
