タクシー日記
日本型ライドシェアとは?
日本型ライドシェアとは?
平素はタクシーをご利用頂き誠に有難うございます。
大阪市のような都心部でのライドシェアは、
「必要性は無い‼」10歩譲って「見切り発車」
とその理由などをこれまでのブログで書きましたが、
今回はいまタクシー業界に取り巻くライドシェア情勢
をご紹介いたします。
地域交通の担い手や移動の足不足といった社会問題
に対応するために、タクシー事業者管理のもとで、
地域の自家用車や一般ドライバーを活用することで
補っていこうという取り組みを「日本型ライドシェア」
(以下、NRS)という名で呼ぶことにします。
日本といっても東京渋谷区、東大阪市、山形の赤湯温泉、
中山道の馬籠妻籠、軽井沢、高野山、鹿児島の甑島など
地域によって交通事情は様々ですね。軽井沢ではすでに
RS乗務員の募集を協会あげて始めているようです。
大阪相互タクシーではGOアプリ専属で受注するパート
タイム乗務員を集めているとのことです。
現在、NRSに対するパブリックコメントを募集している
ようですが、賛成であればもうコメントせずに(動き)
始めたらいいということでしょうか。反対コメントを
書いても、反対コメントが多くても、中身が変わること
はないと思います。さて、どう動き始めるか。
NRSといっても東京の日本交通のN式RSガイドライン
では①行先指定ありの配車アプリ受注のみで車内での
お金のやり取りがないものとする②タクシー会社では
対面点呼で顔見て声を聴いて健康等のチェックを毎回
実施するが、これはWebカメラ遠隔対面点呼となる
③運賃は事前に確定したものでタクシーと同等額
④ドライバーは一種(もちろん二種含)免許、直近
無事故2年間の要件になる見込み⑤ドライバー研修は
タクシーと同等であれば自動車教習所を除いて12日
であるがこれは非現実的なので2日でOKとなりそう
⑥ドライバー給料はタクシー事業者が決める、隙間
時間の3~4時間で歩合制なら、仮に1万円の売上に
対し自家用車使用者であれば6000円、タクシー会社
の車両使用者であれば5000円とかであろうか。
⑦車両は5人乗り以上で、通信型ドライブレコーダー
が必須になりそう。これはDRIVE-CHARTという製品
にあるようなGPSかつAIカメラで運転者の顔や道路
標識、運転姿勢を認識できるレベルのもので、脇見、
一旦停止不履行や急ハンドルなどを検知して都度
インターネットでタクシー会社に送信する機能が
求められるかと思います。⑧車両保険はパブコメ基準
では対人8000万円対物200万円だが、満たなければ
タクシー事業者が上乗せ分を掛けることになろう
以上、NRSガイドラインを8項目にまとめました。
繁忙時間帯や繁忙地域のみでの営業、あるいはパブ
コメにあるような現行のタクシー営業区域内のみでの
移動という制限をかけることについては詳細不明・・
そこは自由、制限なしでいいのではないかと思います、
これは私見です。もう少し私見を言わせてください。
今日のニュースで日本のGDPがドイツに抜かれて4位
とのことで、今後インドに抜かれ○○に抜かれとなり
スペインのように長期停滞期に入ると予測します。
そうならば日本はスペインのように観光では世界3位
とかの地位を目指して観光インフラを強化すべきです。
インバウンドや日本人旅行者の、地方の観光地において
はライドシェアは必要です。とくに離島なんかだと島に
二人しかいない個人タクシーが二人ともは夕方で仕事
終了なんてことはよくあることです。
せっかく遠出するならホテル食ではなくその土地土地
の有名店に行きたいですが、タクシーが無いために、
外出をあきらめるか、(歩くか)ホテルに送迎を頼む
かどちらか二択しかないということです。
最後までお読みいただきありがとうございます。