タクシー日記
話しが上手な人
話しが上手な人
平素のタクシーのご愛顧、誠に有難うございます。
先日なんばパークスシネマにて
「ドライブ・イン・マンハッタン」を鑑賞しました。
JFK国際空港から、マンハッタンまで、これは70
ドルの定額制で通常15%程度をチップで払います。
所要時間は1時間から1時間30分までです。
先日、トランプ大統領がニューヨーク市内乗入れの
渋滞税を撤回(実際は課税は開始され始めたばかり)
するというネットニュースを見ました。渋滞税は、
一般車両は9ドル(トラックはその2倍)タクシー
は0.75ドルなどとなっています。
チップについてはアプリやキャッシュレス決済普及
より直接手渡しが無い状況が増えており、映画でも
それについて運転者が不満をこぼしていました。
(後から見て)チップ金額が入力されていなかった!
ということもあるのでしょうか・・・
さて、私が書きたいことはタクシー事情ではなく、
単に映画を見た感想だけです。
イエローキャブに乗り込んだ見た目30代前半の女性
のお客様と、見た目50代半ばぐらいの運転者との
会話が実に小気味よく、ほぼ車内の会話だけで映画
が完結します。いやー、二人とも話しが上手!
映画だから当たり前か、とは思いましたが。
これだけのセリフを、絶妙の間でキャッチボール
させるのは、映画を鑑賞する側(俳優業でない側)
からしても何か参考になるものが多いにあると感じ
ました。父娘ほど離れた年代で、父がカウンセラー
のような役割を演じます。人と話すこと、聞いて
もらうことはとても大切なことだと改めて思います。
皆さんの周りには話すことが得意な人、上手な人が
いるかと思います。私は経営者の方々ともそれなり
に会う機会もあり、いつも話し上手な人に憧れます。
映画の世界にいない人で話すのが上手な人、皆さん
は誰を思い浮かべますか。
れいわ新撰組の山本太郎さんなんか本当に上手です。
政治家は話し上手というイメージがありますね。
群を抜いて上手な人はトランプ大統領報道官の
キャロライン・レビットさん(27歳)です。
記者会見ではメモを見ず、自分の言葉で大統領の
公約と行動を擁護しています。つい日本の官房長官
と比べてしまいます。別に林芳正さんをどうこう
言うのでは無く、キャロライン報道官の会話技術の
レベルが並外れているということです。
副大統領のバンス氏も、そしてトランプ氏も大変
話すことが得意であるという印象です。先日の日米
首脳会見でも日本語と英語の言語特徴の差はあれど
米国側の発言量は日本のそれの数倍に当たります。
その点、先日の米仏首脳会見ではマクロン氏が見事
に英語でトランプ氏の発言を制した場面。
「さすが!」ですね。英語の簡単な冗談に、冗談で
返せなかった某国の首相とは違います。