タクシー日記
交通混雑回避の取り組みTDM
交通混雑回避の取り組みTDM
平素はタクシーをご利用いただきまして
誠に有難うございます!
いま、この後発表される「総裁選」を気に
しながらこのブログを書いています。
サナエあれば憂いなし、だと思います。
女性であることがまず第一です。
イタリアのメローニ首相のように、女性が
当たり前のように首相になる時代、日本の
政治家はあまりにも男性が多いからです。
奈良出身(私も奈良育ち)である親近感、
政策提言にライドシェアのラもないこと
即ち国防や経済、外交など満載課題の優先
順位がはっきりしていることなども理由です。
さて、TDM、トランスポーテーション・
デマンド・マネージメント、交通需要調整を
しなければ大阪関西万博において、とくに
平日朝8時~10時のOsakaMetro御堂筋線や
中央線が大混雑(乗車率150%前後)します。
例えば、日立造船、ミズノ、リーガロイヤル
ホテル大阪は在宅勤務、時差出勤、オンライン
会議を増やす、営業者の使用抑制など具体的な
TDMを実施されるようです。
もちろん、個人個人が混雑が予想される場所
を避けなければなりません。
バスや地下鉄は調整して稼働を最適化する、
物流会社は配送ルート変更や利用する倉庫の
変更、ではタクシー会社は?と問われると、
これは「オール大阪タクシー」で対応すると
いう施策があります。これは大阪府下すべて
のタクシーが大阪府下であれば自由な場所で
営業できるというものです。自由な場所と
いっても、道のプロならではの需要予測に
基づいて効率良く営業しなければなりません。
現在は営業区域という規制があってオール大阪
はできませんが、最近は
『その施策すら必要無いのでは?』
という意見を多く耳にします。それは大阪府下、
毎月100人もタクシー乗務員が増えているから
です。実はこの10月にタクシー業界最大の規制
である「増車ができない規制(大阪市域)」を
解除されると見た業界関係者は多数おりました。
ライドシェアの素人ドライバーを増やして渋滞
を招くよりも、正統派、王道を行くタクシーを
(需要に追いつくまで)増やす方がどう見ても
正論だからです。しかし、運輸局の判断は
「タクシーは十二分に足りている」
です、だから「増車ができない規制」は向こう
2年間継続となります。
もう20年以上前の話になります。
小泉純一郎さんや、参謀役の竹中平蔵さん。
現在のようなタクシー情勢のときに、聖域なき
規制緩和でしたか、あるいは結果どうなっても
社会に影響ないと軽く見たのか、タクシー業界
の大幅な規制緩和がありました。
タクシー業界が規制緩和の実験場になりました。
供給過剰。働いても働いても稼ぐことができない。
愚痴になってきましたし、もう昔の話ですので、
ここで書くのは終わりにします。